テープが剥がれたときの補強|発送前に“開かない箱”にするコツ

段ボールのテープが剥がれる原因と、補強の最短手順を整理。貼り直しの順番、H貼りのやり方、角・底の守り方で輸送中の事故を減らします。

テープが剥がれた:補強のコツ

箱を持ち上げたら、テープがペロッ。

これ、焦ります。しかも放置すると輸送中に開きかねない。

ただ、テープ剥がれはだいたい原因が決まってるので、対処も決まってます。

このページでは開かない箱に戻すための手順を固定します。

結論:剥がれたら「貼り直し」より先に“原因潰し”が必要

テープが剥がれる主因はこの3つです。

  • ① 箱が膨らんでいる(詰めすぎ・空気を抱えた)
  • ② 貼る面が汚れている(ホコリ・湿気・手の油)
  • ③ テープの貼り方が弱い(底が1本貼り、端が短い)

なので順番はこう。

  • 原因を潰す貼り直す補強する

この順でやれば、途中でまた剥がれるのを防げます。

Step1:箱の“膨らみ”を先に直す(ここを飛ばすと再発する)

箱が膨らんでいると、テープはテンションで引っ張られて剥がれます。

まずは膨らみを直します。

  • 詰めすぎなら少し抜く(別袋・別箱に分ける)
  • 空気を抱えた袋は、空気を抜いて平らにする
  • 箱のフタが自然に閉じる状態に戻す(押さえつけて閉じない)

目安:フタが手を離しても閉じるならOK。手で押さえ続けないと閉じないなら詰めすぎです。

Step2:貼る面を“乾いた状態”にする

湿気・ホコリ・手の油があると、テープは普通に負けます。

  • 濡れていたら乾いた布で拭く→少し置いて乾かす
  • ホコリが多いなら軽く払う
  • 貼る前に、テープ面をベタベタ触らない

これだけでも定着が変わります。

Step3:貼り直しは「長く・真ん中・端まで」が基本

剥がれたテープの上からチョイ貼りすると、また剥がれやすいです。

基本は、剥がれた所を覆いきる長さで貼り直します。

  • 真ん中の継ぎ目に沿ってまっすぐ貼る
  • 端から端まで(途中で止めない)
  • 端は側面まで回り込む(短いと剥がれる)

コツ:
テープは「箱の上面だけ」じゃ弱い。側面まで回すと急に強くなります。

Step4:底とフタは「H貼り」で事故が減る

底とフタは、1本貼りだと剥がれやすいです。そこでH貼り。

場所 貼り方 狙い
底面 継ぎ目に1本+両端を横に2本(Hの形) 底抜け・裂けを防ぐ
上面(フタ) 継ぎ目に1本+両端を横に2本 輸送中の開封を防ぐ

これだけで「途中で開く」事故がかなり減ります。

Step5:角と“引っかかる所”だけ追加補強

輸送中に剥がれやすいのは、角と、何かに引っかかる部分です。

  • に短いテープを1枚ずつ(角沿いに)
  • 持ち手穴があるなら穴の周りも軽く補強
  • 段差がある箱は、段差のラインもテープでなだらかに

全部をぐるぐる巻くより、弱点だけを狙う方が速くて強いです。

やりがちな失敗(ここだけ避ける)

  • 膨らんだまま貼る(テンションでまた剥がれる)
  • 湿ったまま貼る(すぐ浮く)
  • 短いテープを継ぎ足す(継ぎ目から剥がれる)

原因潰し→長く貼る→H貼り。この順で解決します。

まとめ:剥がれたら「原因潰し→H貼り」で開かない箱になる

  • 詰めすぎ・膨らみを直してから貼る
  • 貼る面は乾かして、ホコリを払う
  • 貼り直しは端まで長く、側面まで回す
  • 底とフタはH貼りで固定
  • 角だけ追加補強で十分

この手順で、輸送中に開く事故はほぼ防げます。


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