シミがある:落とす?そのまま?判断基準|余計に損しない決め方

シミは落とそうとして失敗(広げる・色落ち・生乾き臭)しやすい。結論は「軽い汚れは安全に対処」「古い/濃い/カビ系は無理しない」。素材別の判断基準、やるなら最低ラインの対処、写真の残し方を整理。

シミがある:落とす?そのまま?判断基準

シミがあると、落としてから出すべきか、そのまま出すべきか迷います。

ここで厄介なのが、シミって落とそうとして失敗しやすいこと。

広げる、色落ちする、臭いが残る…この事故が一番損です。

だから結論は「無理して綺麗にしない」。やるなら安全な最低ラインだけに絞ります。

結論:落とすのは“軽い汚れだけ”。古い/濃い/カビ系は無理しない

シミ対応は、この線引きでほぼ迷いが消えます。

  • 落としていい:最近ついた薄い汚れ、表面の軽い汚れ(安全に処理できる範囲)
  • 無理しない:古いシミ、濃いシミ、広範囲、カビっぽい、色移りが疑わしい

「落とせるか」より「失敗して悪化させないか」が判断軸です。

まず判定:シミを3段階に分ける(ここで決まる)

段階 状態の目安 方針
軽い 薄い/小さい/最近っぽい 安全な範囲で軽く対処してOK
中くらい 目立つ/範囲が広い/原因不明 無理に落とさない。写真を残して出す方向
重い 濃い/古い/カビっぽい/臭いがある 落としに行かない。出す前に判断(対象外の可能性)

迷ったら「中以上」。無理に落とすほど事故が増えます。

やらない方がいい対処(ここで失敗が起きる)

  • 強い漂白剤:色落ち・素材傷みが起きやすい
  • 擦りすぎ:毛羽立ち、輪ジミ、表面荒れ
  • 濡らしたまま放置:生乾き臭・カビの原因
  • 香りでごまかす:上書き臭で逆に目立つ

「落とせたら得」より、「失敗したら損」がデカいので、安全側で。

落とすなら最低ライン(失敗しにくい手順)

軽いシミだけに限定して、やるならこの範囲までが安全です。

  1. 目立たない場所で色落ちチェック(少し湿らせて軽く押さえる)
  2. 濡らすなら最小限(びしょびしょにしない)
  3. 擦るのではなく押さえる(叩くように)
  4. 最後にしっかり乾燥(ここが一番大事)

「押さえる」がコツ。擦るほど輪ジミが増えやすいです。

素材別:やっていい範囲(ざっくりでOK)

衣類・布:軽い汚れは押さえ拭き+乾燥。濃いシミは無理しない。

革・合皮:濡らしすぎNG。乾いた布で軽く拭く程度に止める。

紙(本・カード等):基本は触らない。濡らすと悪化しやすい。

家電・小物:液体を使いすぎない。乾拭き中心。

そのまま出すなら:写真を残す(これが一番ラクで強い)

中以上のシミは「落とす」より「状態を記録して出す」が一番無難です。

最低限撮るならこの2枚

  • 全体(どこにあるか分かる)
  • シミのアップ(光を斜めに当てて分かるように)

これがあるだけで、後から「元からあった/輸送で付いた」みたいな揉め方を避けやすいです。

送るのを迷うライン:カビっぽい・臭いがあるなら先に判断

  • シミがカビっぽい(点が増える、広がる)
  • シミ部分に臭いがある
  • 湿気が残っている感じがする

この場合は、前の「カビがある」の基準に寄せて、出す/やめるを先に決めた方が安全です。

質問と回答:よくある不安

Q:落としてから出した方が高くなる?

A:軽い汚れなら意味はあります。ただ、中以上は「落とそうとして悪化」がよくあるので、無理しない方が総合で得になりやすいです。

Q:シミがあるのを申告した方がいい?

A:大きいシミや目立つ場合は、後で揉めるより“写真を残す”のが強いです。申告は長文じゃなく、一言で十分。

Q:洗ったら生乾き臭がついた…

A:乾燥不足が原因です。送る前に必ず乾かし切る。におい対策は前のページの「換気・乾燥」を優先。

最後に:今日やること最小(この順でOK)

  1. シミを3段階で判定(軽い/中/重い)
  2. 軽いだけ、押さえ拭き+乾燥で最低ライン対処
  3. 中以上は無理に落とさず、写真を残して出す
  4. カビっぽい・臭いがあるなら先に判断(送らない選択も)
  5. 梱包前に“乾いてるか”だけは必ず確認

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