重すぎて持てない:分割の基準|腰も箱も壊さず送る手順

箱が重すぎると、底抜け・落下・腰痛・破損につながりやすい。何を基準に分割するか、重い物の入れ方、持ち上げチェック、テープ補強まで「詰まない分け方」を手順で整理。

重すぎて持てない:分割の基準

箱に入れた瞬間は「よし終わった」と思うのに、持ち上げてみたら無理。

この“重すぎ問題”は、放置するとだいたいこうなります。

  • 底がたわむ → テープが負ける → 底抜け
  • 持ち上げる時に落とす → 角が潰れる/中身が割れる
  • 腰や腕をやる → その後の作業が止まる

だから、ここは根性ではなく基準で分割します。いまこのページで、その基準を固定しましょう。

結論:分割の基準は「持ち上げテスト」一発で決める

迷ったらこれ。箱を床から数センチ持ち上げて、3秒キープ。

  • 余裕:そのままでOK
  • 腕・腰が一気に緊張する:分割(ほぼ確定)
  • 持ち上げた瞬間に底が不安:分割+底補強が必須

配送の事故って、たいてい「持ち上げた時の不安」を無視したところから始まります。

分割で失敗しない“考え方”:重い物は小箱、軽い物は中箱

分割が苦手な人ほど、「とりあえず同じ箱にまとめる」方向に行きがちです。

でも、重さのトラブルは重い物が混ざることで一気に増えます。

基本ルール

  • 重い物(本・金属・小型家電):小箱に分ける
  • 軽い物(服・ぬいぐるみ・タオル類):中箱でまとめる
  • 硬い物+硬い物を同梱するなら、間に“壁(緩衝)”を作る

要は、重さの集中を作らないこと。これだけで「持てない」「底抜け」「落下」が一気に減ります。

まず分ける:重くなりやすい物リスト

箱が重くなる原因は、だいたい決まっています。次のどれかが多いはず。

重くなりやすい物 分け方のコツ 一言メモ
本・雑誌 小箱に分割 箱が小さくてもすぐ重い
ゲーム・ソフト・周辺機器 硬い物はまとめすぎない 動くとケース割れが起きやすい
小型家電 本体同士をぶつけない 角と面を守ると安心
金属・工具・小物の束 少量ずつ小分け 一瞬で重くなる代表

ここがポイント:「軽そうに見える集合体」が一番危ないです。束になった瞬間に重量級になります。

分割の手順:いまある箱だけでやる(追加購入なし)

段ボールが複数ない場合でも、やり方はあります。手順でいきます。

  1. いったん全部出す(箱の中の重い物だけを抜く)
  2. 重い物グループを作る(本・家電・金属など)
  3. 重い物を“少量だけ”戻す → 持ち上げテスト(3秒)
  4. OKなら次を追加、NGならそこで箱を分ける
  5. 残りは軽い物を入れて、隙間を埋めて固定

このやり方だと、分割に迷わない。テストで止めるだけだからです。

どうしても箱が足りない時の現実解

「分割したいのに箱がない」って状況、あります。

そのときの現実解は、次の順で当たりを引きやすいです。

  1. 家の中の空箱を探す(靴箱・家電の空箱など、丈夫なもの)
  2. 近所で箱を入手(スーパー等で1〜2箱)
  3. 集荷や発送日をずらす(事故を消すほうが結局ラク)

ここで無理して一箱にまとめると、あとで「底抜け」「再梱包」「やり取り増加」に繋がりやすいです。

時間を短縮したいなら、事故を起こさない分割が最短です。

重い箱の詰め方:置き方は「底・中央・密着」

分割しても、入れ方を間違えるとまた動きます。重い箱は置き方が大事。

  • 底に置く:重い物を上に積むと箱が潰れる
  • 中央に寄せる:端に寄せると角が潰れた時に直撃する
  • 密着させる:隙間があると動いて擦れる/ぶつかる

隙間は、紙・布・袋で埋めればOKです。大事なのは「埋めた結果、揺れない」こと。

重い箱は補強が前提(底だけは絶対)

重い箱で一番多い事故は、底です。ここだけはケチらない。

最低限の補強

  1. 底はH貼り(中央一本+両端横)
  2. 底の角4か所に短いテープを追加
  3. 心配なら、段ボール一枚を切って底板にする

箱を持ち上げた時に「沈む」感じが消えれば、ほぼ勝ちです。

最後に:発送OKのチェック(ここが通れば詰まない)

  • 床から数センチ持ち上げて3秒キープできる
  • 底が不安ならH貼り+角補強を済ませた
  • 箱を軽く揺らして音がしない/ズレない
  • 重い物は底・中央に寄せてある

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