箱が大きすぎる:中で動かない詰め方|宅配買取の破損・減額を避ける

大きすぎる箱は中身が動いて破損・擦れが起きやすく、査定にも響きがち。今ある箱で“動かない状態”を作る詰め方(隙間ゼロ/角保護/固定の順番)を、物別の具体例とチェックリストで整理します。

箱が大きすぎる:中で動かない詰め方



箱はある。でも、でかい。
この状態でいちばん起きるのが、「中で動く → ぶつかる → 角が潰れる/擦れる/割れる」の連鎖です。
宅配買取だと、破損や傷が増えると面倒が増えます。だからここでは、今ある大きい箱のままでも“動かない状態”を作るための詰め方を、順番ごとにまとめます。


結論:大きい箱は「動かない」を作れたら勝ち


箱が大きい=ダメではありません。
中身が動かない状態を作れれば、事故の大半は消えます。
やることはシンプルで、順番はこれ。



  1. 重い物を底・中央に置く

  2. 隙間を埋めて“揺れゼロ”にする

  3. 角・面を守って“擦れ”を消す


まずやる:箱の底を強くする(動かない前に、落ちない)


大きい箱ほど、底がたわみやすいです。中身が重いと、持ち上げた瞬間に怖いことが起きます。


最低限の底補強



  • 底はH貼り(中央一本+両端横)

  • 重い箱なら、底の角4か所に短いテープを追加

  • 底が柔らかい箱なら、段ボール一枚を底板として入れる(切って敷くだけ)


“動かない”の判定はこれ(30秒チェック)


詰め方が正しいかは、難しく考えなくていいです。最後にこれだけやる。


判定方法:箱を閉じる前に、左右に軽く揺らす。



  • ゴトゴト音がする → まだ隙間がある(埋める)

  • 中身がズレる感触 → 固定できてない(位置を直す)

  • 音もズレもない → OK(閉じてテープ)


隙間埋め:買わなくても代用品でいける


隙間が原因で動くので、隙間を消せば終わります。緩衝材がなくても、家の中の物でだいたい代用できます。



























代用品 向いている物 注意点
新聞紙・チラシ(丸める) 小物・家電の周り 薄く敷くより、丸めて詰めるほうが強い
タオル・Tシャツ 割れ物・角が立つ物 柔軟剤・香りが強い物は、におい移り注意
レジ袋・ビニール袋(空気クッション) 隙間が大きい時 破れやすいので、複数個で埋める
段ボールの切れ端(仕切り・壁) 箱の中で区画を作りたい時 角を当てると擦れるので、布や紙を一枚かませる


コツ:「底に敷く」だけだと動きます。“周りを埋める/壁を作る”意識にすると一気に安定します。


いちばん効く裏技:箱の中に「小箱」を作る


箱が大きすぎて隙間が大量に出るなら、発想を変えます。大箱の中に、小さな空間を作って固定します。


やり方(簡単)



  1. 中身を中央に寄せる(端に置かない)

  2. 段ボール片で四方に壁を作る(仕切りで囲う)

  3. 壁の外側(余った空間)を、紙・布・袋でぎゅっと埋める

こうすると、外側にどれだけ空間があっても、中心の“部屋”が崩れません。


物別:詰め方の失敗が起きやすいパターンと対処


1) 本・ゲーム・重い物

大箱にまとめると、重すぎて持てない/底が抜けるが起きます。



  • 重い物は小箱に分割が基本(大箱に入れるなら量を減らす)

  • 大箱の中で重い物が動くと危険なので、底・中央に置いて周りを埋める


2) 家電・精密機器

大箱にポン置きは、輸送中に“角”から死にます。



  • 本体は布や紙で一周(擦れ防止)

  • 四隅にクッション(丸め紙・タオル)を作って浮かせる

  • 中で動くなら、箱の中に小箱(囲い)を作るのが最短


3) 服・バッグ(軽い物)

軽い物は「動いても壊れない」けど、箱が膨らんでテープが剥がれるが起きます。



  • 詰めすぎない(箱が丸くなるとアウト)

  • 隙間埋めは上面にも入れる(閉じた時に中が遊ばない)


やりがちNG(これだけ避ければ事故が減る)




  • 隙間があるのに閉じる(輸送の揺れは想像より強い)

  • 箱の端に硬い物を寄せる(角が潰れた時に直撃する)

  • 底補強なしで重い物を入れる(持ち上げた瞬間に裂ける)

  • 一発で全部詰める(途中で揺れチェックしないと最後に崩れる)


最後に:このチェックが通ったら発送してOK




  • 底はH貼り+必要なら底板

  • 箱を揺らして音がしない/ズレない

  • 硬い物は中央寄せ+角保護できている

  • 箱が膨らんでいない(テープが負けない)



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