遺品で分からない物|捨てる前に見る点

遺品整理で「価値が分からない」「捨てていいか怖い」と止まるときの見方を整理。まず確認するポイント、保留の基準、記録の残し方を手順でまとめます。

遺品で分からない:捨てる前に見る点

遺品って、分からない物が混ざります。

価値が分からない。意味が分からない。捨てたら怒られそうで怖い。

この状態で「ちゃんと判断しよう」とすると、ほぼ止まります。

だからここは、捨てる/残すをいきなり決めない

まずは“見る点”を固定して、判断を軽くします。

結論:遺品は「危険」「権利」「思い出」「価値」の順で見る

遺品で詰まないための順番はこれです。

  • ① 危険:触ると危ない物を先に除外
  • ② 権利:個人情報・契約・権利が絡む物を先に確保
  • ③ 思い出:感情が揺れる物は保留箱へ
  • ④ 価値:最後に「お金になる/ならない」を見る

価値から見始めると揉めます。だから最後です。

Step1:まず“危険物”だけ仕分ける(判断しない)

遺品で一番怖いのは、価値より先に「事故」です。

ここだけは迷わず別にします。

  • 電池(液漏れ・膨張がないか)
  • スプレー缶(中身不明も含む)
  • (期限不明・処方薬など)
  • 刃物(むき出し)
  • 割れ物(欠けているガラスなど)

ポイント:ここは「捨てる/残す」じゃなく、「危ないから隔離する」だけでOKです。

Step2:次に“権利・個人情報”を確保する(ここが最優先)

遺品で後悔が大きいのは、価値の取りこぼしよりも、権利・契約・個人情報の見落としです。

  • 通帳・カード
  • 印鑑
  • 保険・年金・契約書
  • 不動産・車関係の書類
  • スマホ・PC(中に重要情報があることが多い)

ルール:
権利・個人情報っぽい物は、迷ったら全部「重要書類箱」へ。後でまとめて確認。

Step3:思い出系は“保留箱”へ(今決めない)

写真、手紙、記念品などは、判断が重くなりやすいです。

このゾーンをその場で決めようとすると、作業が止まります。

  • 思い出箱(保留箱)を1つ作る
  • 迷う物は全部そこへ入れる
  • 期限を決めて後でまとめて見る

ポイント:「迷ったら保留」でも作業は進みます。遺品はスピードが大事な場面も多いので、まず止まらない仕組みが勝ちです。

Step4:価値が分からない物は“見る点”を4つに固定する

ここから「価値」を見るけど、専門知識はいりません。

見る点を固定します。

見る点 具体例 判断
ブランド/刻印 ロゴ、型番、刻印 刻印があるなら保留寄り
素材 金属、革、陶器、ガラス 素材が良さそうなら保留
状態 破損、欠品、汚れ 壊れてるなら価値は下がる
まとまり 箱・付属品・セット 揃ってるほど扱いやすい

メモのテンプレ:
「品名っぽい物/刻印:____/付属:箱あり・なし/状態:破損なし・あり(____)」

この程度で十分です。完璧に調べようとしない。

Step5:「捨てる前に撮る」だけで後悔が減る

遺品で怖いのは「捨てた後に気づく」こと。

これを減らすには、記録が効きます。

  • 迷う物は写真を1枚撮る
  • 刻印や型番があれば寄りで1枚
  • 写真を撮ったら、保留箱へ

ポイント:写真があると「戻れない不安」が減ります。現物を抱え続けなくて済む。

やりがちな失敗(ここだけ避ける)

  • 価値から見始める(感情と揉めごとが増える)
  • 思い出系をその場で判断(止まる)
  • 重要書類を後回し(後悔が大きい)

危険→権利→思い出→価値。この順番が最短です。

まとめ:遺品は「順番」と「保留箱」で詰まない

  • 危険物は隔離(判断しない)
  • 権利・個人情報は最優先で確保
  • 思い出は保留箱へ(期限を決める)
  • 価値は刻印/素材/状態/まとまりの4点だけ見る
  • 迷う物は写真を撮ると後悔が減る

これで「分からないから止まる」を避けられます。


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